初めて飛行機に乗る前に読んで! 子供連れ飛行機旅行の基礎の基礎(小児編)

親子旅・家族旅行

どうもTKです。

今回は旅行の記録では無く、個人的に使っている子供と飛行機に乗る際の小技をご紹介したいと思います。(そんなの常識だ!と言われるかもしれませんが・・・)

運賃

まずは飛行機に乗ろうと思うと予約をしなければいけませんよね? 

今回はANAを使用し大人1名+子供1名(3歳~11歳)と仮定して私の使う予約の方法をご説明します。

例として去年一番乗ったNH85 羽田→セントレアに乗ると仮定します。

一週間後に乗る飛行機の予約を普通に検索すると大人、子供同額になりますので

11,410×2=22,820円 (厳密には小児運賃の11,100円が適用されますので22,520円)

私はこの方法で予約することはまずありません。ではどうするのか・・・?

検索画面で子供1名だけで検索します。 すると・・・

いかがでしょう? 一つだけとても安い運賃が出てきますね。

これは大人にも設定されている株主優待運賃と呼ばれる株主優待券を持った人が利用できる運賃ですが、子供の場合は大人の株主優待運賃の半額になります。

まず子供はこの運賃で予約します。一人だけで大丈夫です。

続いて大人を先ほどのバリュー運賃で予約

11,410+5,750=17,160円 

いかがでしょうか? 先ほどの22,820円と比べて5,000円以上安くなりました。

先ほど言いました通り株主優待券を別途ネットやチケットショップで入手する必要はあるものの高くても2,000円程度です。(2022年9月現在) 

私は子連れの旅行の場合はほぼ100%この予約方法です。ただ例外もあり・・・

上記のようなスーパーバリューという早割運賃の場合は株主優待価格+株主優待券の購入価格を考慮すると微妙な場合もあるのでどちらが得か考えながら予約をします。

また、大人だけ先にスーパーバリューで予約をして子供は直前に株主優待で予約することもあります。これはキャンセル料を最低限に抑えられるので子供の体調等不測の事態を考えると有効だと思います。

ここまでご説明して多くの方がご心配される点は「6歳未満は同行者が必要なのに別々に予約して大丈夫?」という点だと思います。

全く問題ありません。ただ、空港で同行者の登録が必要となりますので有人カウンターか自動チェックイン機で手続きが必要です。

自動チェックイン機では子供のチェックインを行います。その際に同行者の登録を促されますので大人の予約の確認できるもの(マイレージカード等)を読み込ませるだけで完了です。

座席

続いては子連れの場合どこに座るか?という事です。

前方席? 後方席? 窓側? 通路側?

これは様々な意見があるかと思いますが、私として強くお勧めしたいのは

後方窓側席です!

まず後方席のメリットとして

・トイレが近い  

 子供はいつトイレに行きたがるか分かりませんよね。子供が行きたいって時に上空の機体が揺れる中  通路を歩く事や間に合わない事を考えるとトイレは近くにあった方がいいです。

・ゆっくり乗降できる

 搭乗の際も前方や中程の席だと後ろからどんどん人が乗ってきてゆっくり荷物を収納することもできませんしバタバタします。後方席だと急かされることも無くゆっくり収納、座ることができます。降機の際も同様ですね。

・ギャレーが近い

 あまり想像したくないですが機内で子供がグズってしまったり気分が悪くなった際にギャレーに避難してあやすことが出来ます。またCAさんがよく通るので色々と気遣ってもらいやすいというのも有ります。

窓側席はメリットというよりはせっかくの飛行機なので機窓の景色を見せてあげたいという親心です。通路側と違い降機の際にゆっくり降りられるというメリットもあります。

空港での過ごし方

普段一人で飛行機に乗る際は出発の30分前に空港に着くことも多いのですが子供も一緒の場合は最低でも1時間前には着くようにしています。

子連れで飛行機に乗る時に最低限やってもらいたいことの第一位。

必要以外の荷物は全て預ける!

子連れだと必要なものも多くて手荷物が多くなりがちですが、空港内の移動や飛行機への乗降時の事も考えるととにかく身軽な方が良いです。

自宅を出る際に普段より小さめなバッグに機内で必要なものを入れて機内持ち込み用として、それ以外の物は貨物室への預け入れ荷物としてカウンターへ預ける。これだけでそれ以降の行動がとても楽になります。

空港では展望デッキに行ったり、子供の遊べるキッズスペースのような場所で遊ばせたりするのも良いと思います。 ただ、搭乗口への所要時間をよく調べた上で余裕を持った行動が大切です。

保安検査場ではパソコンやペットボトルの飲み物等、トレイに出す必要が有りますが、子連れで多いのが水筒を持っていることだと思います。こちらも当然取り出しが必要です。 内容物を機械でチェックできないので保安検査場で一口飲むように言われます。

あと羽田第2ターミナルから出発する場合は保安検査場A若しくはBが使いやすい搭乗口なら迷わず使ってください。パソコンや水筒をバッグから出すことなく通過することが出来ますのでとても便利です。

そして搭乗前には必ず子供をトイレに連れて行きましょう(笑)

機内での過ごし方

国内線のフライトというと長くてせいぜい2~3時間でほとんどは2時間未満という事が多いのはないでしょうか?

それでも小さな子供がいるとそれさえも長く感じますよね・・・(;^_^A

・個人モニターのある機材を選ぶ

 子連れの味方は機内エンタメです。キッズプログラムも多くモニターがあれば間違いなく見たがりま す。

 これANAの国内線だと難易度が高いですが、予約サイトで

 722,78G,78M,76Eと記載のある機種であれば個人モニターが付いています。

 それ以外にも付いている機種も有りますが、予約サイトで判別がつかないのが現状です。

 注意点として運よくモニターのある機種に乗れてもイヤフォンが無いと音が聞こえません。機内で配られているイヤフォンは大人用で小さな子供の耳には合わないので持参が必要です。

・タブレット端末を持たせる。

 最近周りを見ても多いのがこのパターンです。子供用のタブレット端末に予めゲームやビデオをインストールしておき機内モニターの無い機内でも子供が楽しめます。 これにはかなり助けられており重宝しています。

・食事をする

 あまりに短距離路線だと難しいですが、テーブルを使える時間を利用して機内で食事を済ませるというのも手です。ただ、急な揺れでこぼしたり食べるのが難しかったりするので要注意です。

番外編 気圧変化で耳が痛くなったら?

大人でも飛行機の上昇、下降による気圧の変化で耳が痛くなることありますよね。

大人だと耳抜き(鼻をつまんで口を閉じて耳に空気を送る)をすることで簡単に治りますが、子供には出来ません。(大人もそうですが強すぎると鼓膜にダメージを与える可能性が有る為)

子供の場合におすすめなのはキャンディーを舐めるのが一番手軽です。機内でもCAさんに言えばもらえますし喜んで口にしてくれます。 それでもダメなら水筒のお茶を飲ませて飲み込む際に治る事が多いです。 子供は耳が痛くなる理由が理解出来ず痛さよりも不安さからパニックになったりするので耳が痛くなる前から飴を与えたりして予防出来ればいいかなと思います。

以上 あくまで私の子供との飛行機の乗り方をご紹介しました。

飛行機旅行って子供からすると非日常だと思います。皆さんのお子さんとの旅行が素晴らしいものになりますように・・・

もし良いアイデアをお持ちの方、「うちはこうしてるよ」というご意見あれば教えてもらえれば幸いです(‘ω’)ノ

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